【第727号】創業・起業の新しい選択肢

こんにちは!

あなたの良いところを

見つけて育てる専門家

「ええもん発掘・育成パートナー」

ハラユキヒコです

あなたは

ご自身の仕事に活かせる情報を

どのようなメディアから

集めているでしょうか?

ビジネス書、ネット情報、

TV・ラジオなどの放送メディア、

新聞(全国紙・地方紙など)…

様々なメディアが

私たちの周りに溢れています

私自身は

日経MJ(旧 日経流通新聞)を

よく活用しています

幸い、お世話になっている商工会で

日経MJを購入してくださっているので

とても助かっています

特にマーケティング事例の情報を

収集する際には

とても有益なヒントが多くあり、

会員事業者様の経営支援を行う際にも

ヒント事例の紹介情報源として

今でも大いに活用しています

*********************

昨日(2月7日付)の日経MJに

「出向起業」で活躍している

ミズノ社員の記事が掲載されていました

出向起業とは

経済産業省が支援している

新しい起業の在り方の1つです

経済産業省のホームページには

出向起業について次のように定義されています

大企業等の人材が、所属企業を辞職せずに

外部資金調達や個人資産の投下等により起業し、

起業したスタートアップに

自ら出向等を通じて行う新規事業

今回記事になった事例では、

ミズノという大企業を退職することなく

ベンチャーキャピタル等から投資を受けて

新しい事業を起こした

新進気鋭の起業家の事例です

出向起業された清水雄一さんは

左右両方の足のサイズ違いに着目し、

その違いによる

「足の痛み」と「お財布の痛み」を解消して

「足が喜ぶ明日を作る」ことを理念として

事業を立ち上げました

清水さんの会社のホームページに

掲載されている

「お客様インタビュー」には

こんな情報が載っていました

そのお客様は従来、

大きい方の足のサイズに合わせて

シューズを買い、

小さい方の足はインソールを当てて

調整していたのですが、

違和感を感じる毎日に

悩んでおられました

ところが、

清水さんの会社のサービスを

活用することで

左右異なるサイズのシューズを

購入することができ、

インソールでの調整も不要になり、

我慢することが当たり前だった

毎日から解放されて

両足にあったシューズを履けることの

喜びに浸っているそうです!

お客様の言葉を借りると

「リーズナブルな靴2足分」の

価格にはなるのですが、

それ以上に

足の違和感から解放される

喜びが勝って

購入されたという事例です

私たちは

シューズを買う時に

左右同じサイズのシューズを買うことが

無意識のうちに当たり前だと

思い込んでいます

しかし、

その「当たり前」を疑ってみる

ビジネスの種に

なりうる事象が生まれてきます

清水さんの会社「D!FF」によると、

左右のサイズが異なる人が

約20%程度いるそうです

日本全体で見ると

約2,500万人の人が

そうした違和感を感じている

こうした市場性を背景に

清水さんはミズノから出向して

ご自身が起業された会社の社長として

活躍されています

清水さんの理念や

D!FFのビジネスモデルに共感したVCが

資金調達を応援し、

事業計画を練り上げていく

ビジネスパートナーも現れたそうです

国(=経済産業省)としても

このような新しい起業の選択肢を

積極的に応援しており、

ミズノ自体も

清水さんのような

アントレプレナーシップ(=起業家精神)を

後押しするスタンスを

より一層鮮明になってきました

清水さんがD !FFを起業されたのが

2022年の10月

出向期間は2年間という契約だそうなので、

今年の秋には

1つの区切りがやってきます

その時には

どんな結果が出せているのか、

ミズノOB社員の一人として、

また、次元は違えど

同じ経営者として

とても高い関心があります

私が現役社員だった頃は

「起業する=退職する」

という固定観念がありましたが

今はもう

そんな時代ではありません

近いうちに、

清水さんの会社「D!FF」や

経営者としての清水さんご自身を

取材してみたい

そして、

清水さんの事例をヒントにして、

私の地元にいる

起業家予備軍の人たちの

背中を押してあげたい

そんな衝動に駆られています

今後の「D!FF」および清水さんのご活躍を

心から応援します!

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました

  • URLをコピーしました!
目次