【第752号】イベントの司会と研修・セミナーの共通点

こんにちは!

あなたの「ええもん」を探して育てる専門家
「ええもん発掘・育成パートナー」
ハラユキヒコです

今年のゴールデンウイークも
あっという間に過ぎ去りました

あなたは
今回の大型連休をどのように過ごされましたか?

私は今回の連休中に
高校時代の同級生たちと一緒に
音楽イベントを行い、
大いに盛り上がりました

イベントは、かつての歌番組
「ザ・ベストテン」をオマージュした
「ザ・ベストテン ’80フレーバー」

登場する10曲を
ランキング形式で披露する、というものでした

本家の「ザ・ベストテン」のように
出演者はミラーゲートを通ってステージに立ち、
演奏や歌を披露しました

今後に向けての改善点は
いくつかあったものの、
全体としては「大成功」でした

プロデューサーのリーダーシップをはじめ
出演者全員の「熱意」と「ひたむきさ」が
お客様に通じたのか、

来場された約60名のお客様は
「いやぁ、楽しかった!」を全員連発され
皆さんが笑顔でお帰りになった姿を
無事に見届けることができました

本番前々日の最終練習日では
若干たどたどしい様子があったものの、

出演者の皆さんは
「本番に強い」人たちばかりで

それぞれが
本家の歌手・アーティストになりきって
ご自身たちが心底から楽しみながら
ベストのパフォーマンスをしてくれました

私は今回
イベント司会・曲紹介ナレーションを担当する一方、
2曲演奏、1曲ボーカルを務めました

今回のイベントを総合プロデュースし、
司会に私を起用してくれた
高校時代の同級生・細川君をはじめ

一緒に出演したメンバーの皆さん、
会場を提供してくださったカフェ・レストランの関係者、
そして、ご来場くださったお客様全員に

改めて感謝の気持ちを伝えたいです

「ありがとうございました」!!!


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先ほど書いた通り、
今回のイベントで
私は司会と曲紹介のナレーションを担当しました

プロデューサーから
各出演者の紹介コメントを事前にもらい、

それをもとに
どこでどのように紹介するかをアレンジしました

イベントの成否は
最初の第一声をいかに恥ずかしがらずに
元気よく、明るく、笑顔でできるか

これに大きくかかっていると言っても
過言ではありません

それだけに
司会である私の第一声が極めて重要

その後は淡々とランキングを紹介するのですが、
ただただ普通に紹介したのでは
観客の皆様に退屈さを感じさせてしまいます

やはり、ところどころに「ヤマ場」を作る必要があります

出演者が出してくれたコメントを
セッティングの時間に披露するか、
イントロの間に一言二言で披露するか、

この辺りが司会・ナレーションの
腕の見せ所です

この時にこだわっていたことは2つ

「いかに出演者たちが気持ちよく演奏し、
 歌えるようにお膳立てをするか」

「お客様がそれぞれの曲に対して
 いかに興味を持ってもらえるようにするか」

この2つでした

最初の「出演者に対するお膳立て」で
気をつけていたことは

演奏前のインタビューでは
出演者たちの緊張感をほぐすような話をする

少しでも彼らの「笑顔」を引き出せればOK

絶対に
「緊張」という言葉を使わない

また、
「披露曲に対して、いかにお客様の関心を惹くか」は

出演者へのインタビューだけではなく、
紹介コメントのどの部分を使うか or 削除するか

あるいは、紹介コメントにはないエピソードを
自分で探して付け加えるか

それを、どのような形式で披露するかを
工夫しました

ここで大事なのは
「会場全体の一体感」

一緒に歌ったり、手拍子をしてもらえるように
お客様に促すことをはじめ、

曲に関するエピソードを
読み上げるだけではなく

時にはクイズ形式にして
「へぇ〜」を感じさせるなどの
盛り上げを作りました

最初は物静かだったイベントは
最後のアンコール曲では
お客様全員が手拍子で熱唱し、
中には踊り出す人も出てきました

嬉しかったですね!

こうして書いてみると、
実は自分の仕事と共通するところが
大いにあることに気づきました

それは

研修・セミナーを
いかに「寝ない」「飽きない」「内職させない」か

という点と

イベントを
いかに「楽しく」「一体感を出し」「時間を忘れさせるか」

という点の共通項

私の研修やセミナーでは
受講生の皆さんに質問を投げかけたり
個人ワークを取り入れることなどで

寝てたり、内職をする暇などないくらいに

「あっという間の2時間」

という感覚を持ってもらえるように
工夫しています

今回のイベントも
約2時間の間を
いかに退屈させずに終わらせるかが
とても重要でした

その意味では
それぞれの曲に対する盛り上げ方や
ナレーションのアレンジを通じて

担当している自分自身が
楽しく、明るく、元気にやってのける

この一心でした

最後に1つ言えることは

研修やセミナー講師も、
イベントの司会やナレーションも

「恥ずかしがらずにやる」

少しでも「恥ずかしい」という
気持ちが見透かされては
お客様にバレてしまいます

たとえ呂律が回らずに失敗したところで
訴えられたり、罰金を要求されたり、
命を失うことにはならない

失敗したこと自体を
ネタにしながら
笑いに変えていくことで
セミナーやイベントの盛り上げにつなげていく

そうした発想の転換が
大事なのでしょうね…

いずれにせよ、
今回、司会とナレーションをやらせてもらえたことは
私にとっては
とても貴重な経験になりました

本当にありがとうございます

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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