【第766号】災害は「正しく恐れよう」

こんにちは!
あなたの「ええもん」を探して育てる専門家
「ええもん発掘・育成パートナー」
ハラユキヒコです

今日は8月13日
世間はお盆休み真っ只中です

あなたは、どこで、どんな人と
お盆休みを過ごしていますか?

ところが…

お盆休暇を狙ったかのように
東北地方に台風5号が上陸し、
被害が出た地域があるようです

先週は宮崎県と神奈川県で
それぞれ震度6クラスの地震が
発生しました

宮崎県で起きた地震は
南海トラフ地震と関連があるとのことで
特別警戒まで発令されました

地震や台風の被害に遭われた皆様に
心からお見舞い申し上げます

このような災害が起きたときに
必ずと言っていいほど
メディア等で言葉にされるのは

「最大級の…」
「過去に類をみないクラスの…」
「100年に1度あるかないか…」

というような枕詞

広く市民に注意喚起を促すための
工夫なのでしょうが

人間は学習能力がある動物なので
あまりにも多用されると
慣れっこになってしまい
驚かなくなります

それどころか

「あ、また言ってるわ…」
「どうせ大したことがないだろう」

と疑ったり、油断したりする
危険性もあります

これはこれで
大変問題だと思うんです

100年に1度クラスと言われても
ここ数年は毎年と言ってよいほど
頻繁に起きている地震や台風

もうそろそろ
「100年に1度」はやめた方がいいのかもしれません

それよりも
「家屋が倒壊するくらいの震度」
「洪水が随所で発生するくらいの雨量」

というように

具体的かつ現実的に
注意喚起をするのが
本来あるべき姿なのかもしれません

どんな枕詞を並べられても
行動しない人はいます

例えば

「急激に水位が高くなる川の近くでは
 外の様子を見にいかないでください」

と言われても

どうしても気になる農家のおじいちゃんや
おばあちゃんの中には

「うちの田んぼは大丈夫か?」

と見に行って
最悪の場合は命を落とすことも
少なくありません

こうした災害時に必要なことは

「正しく恐れること」

徒に恐れすぎず、かつ油断せず
来る災害に対して万全の備えをする

変にメディアの情報に
振り回されすぎない
正しい判断力を持っておきたいものです

もうすぐ9月1日の
防災の日がやってきます

あなたの防災体制は万全ですか?

今一度点検してみましょう

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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