【第756号】◯◯もエンタメだっ!

こんにちは!
あなたの「ええもん」を探して育てる専門家
「ええもん発掘・育成パートナー」
ハラユキヒコです

先日、広島県・安芸高田市長の石丸伸二さんが
次回の東京都知事選挙へ出馬することを
東京で行われたイベントで発表されました

石丸市長はその前週の記者会見で
「他にやらねばならないことができた」
という発言をされていました

タイミング的になんとなく
東京都知事選挙を匂わす雰囲気があり、
後日出馬表明するのでは?

…と直感で思っていたのですが、

やっぱり!

でしたね

石丸市長は
2020年夏に市長選挙で当選されてから
約4年の間、
安芸高田市議会と度々衝突しながらも
「あるべき市政運営」に携わってこられました

その様子は
Youtube をはじめとする各種SNSで情報発信され、
安芸高田市公式 Youtube チャンネル登録者数は
東京都の公式チャンネル登録者数よりも多い
約26.4万人(2024年5月17日現在)で、
全国の自治体チャンネルで第1位です

石丸市長はご自身の情報発信の中で

「政治のエンタメ性」

という言葉をよく使っておられます

これは、単に政治を
面白おかしく茶化すという意味ではなく、

特に政治に無関心な若年層の人たちに
「このままでは大変なことになるよ」という
危機感を持ってもらう手法の1つとして
使っておられます

これにより
安芸高田市民の若年層が
どれだけ関心を持つようになったかは
わかりかねますが、

全国規模で
「石丸支持層」が広がりつつあることは
事実でしょう

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話は変わりますが、

私自身も
仕事の中でエンタメ性を
取り入れようと工夫しています

例えばセミナー登壇時には
一方的に話すだけではなく、
受講者との対話をクイズ形式にしたり、

事例企業で着用されている
ユニフォームTシャツを着ながら
講義をしたり、

漫談のような話しぶりに
チャレンジしてみたり…

いろいろ考えながら
取り組んでいます

また、企業コンサルの時には、
その企業が販売しているTシャツを着て
チームの一員としてコンサルに加わるような
雰囲気作りも大事にしています

こんなこともありました

ミズノ社員の頃、
タイで生産している野球グラブの
出荷前検品を行うために
ミズノの工場関係者の人と一緒に
タイへ出張したことがあります

現地工場の検品ラインで
現地の労働者の人と一緒に
仕上がったグラブに手を入れながら、

「アウ(=OK)」
「マイアウ(=ダメ)」
と言いながら
真面目に、且つエンタメ的に
仕事をしていました

「アウ」とか「マイアウ」と
現地の言葉を使いながら仕事をすると、
現地社員の人たちが笑顔になり、
言葉では言い表せない仲間意識めいた
雰囲気が生まれます

こうして考えると

「セミナーもエンタメだ」
「コンサルもエンタメだ」
「仕事もエンタメだ」

と共通項が見えてくるように思います

私がこの発想を
大事にしているきっかけは

ブランディングの専門家
村尾隆介さんのセミナーを体験したことです

2010年頃だったでしょうか、
得意先スポーツ店を対象としたセミナーに
村尾さんを講師としてお招きし、
何回かのシリーズ・ワークショップを
やっていただいた時のことです

それまでのセミナーとは
全く違った

本当にエンタメ要素いっぱいの
価値あるセミナーだったことを
今でもはっきり覚えています

村尾さんご自身も
このことがきっかけで
ミズノとのご縁が
その後いろいろな場面で生まれ、

2021年夏に「ミズノ本」というタイトルの
本を出版されるに至りました

嬉しいことに、
この「ミズノ本」のエピローグ・感謝文の中で
私の名前が挙げられています(^^) (P.281)

さて、あなたの仕事や人生の中で
エンタメ性を発揮すべき場面はどこでしょうか?

それこそが
あなたの「ええもん」に十分なり得ます

ぜひ探してみませんか?

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました

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