こんにちは!
あなたの「ええもん」を探して育てる専門家
「ええもん発掘・育成パートナー」の
ハラユキヒコです
私が定期的に読んでいるメルマガで
大変興味深い話が書かれていました
ポイントは
「コロナ禍後も変わっていないことへの警鐘」
あまり業績が良くない会社に共通するのは
コロナ禍前から経営状況が
危うくなっていたにもかかわらず
コロナ禍中は補助金・助成金や
ゼロゼロ融資で食いつなぎ
コロナ禍後は周りの競合企業が
廃業・閉鎖したため
その「おこぼれ」で売上が回復
ビジネスモデル自体は
コロナ禍前と何ら変わらない
これでは「現状維持」であり
早晩行き詰まる危険性が高い
かたや、
本質的に業績を伸ばしている会社は
コロナ禍をチャンスと捉えて
新しいことにチャレンジして
企業の活力を生み出している
今までやったことがない
新商品・サービスの開発や
未知の分野への進出…
これらを後押しする国の補助金等も
数多く発出されました
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話は変わりますが、
先日、介護施設にいる母に会うために
実家がある岐阜県養老町に行きました
母との面談は午後からという時間の制約があり、
せっかくなので、
養老町内で昼食をとることにしました
行きつけのお店は何軒かあるのですが、
たまには新しい「モノ」を食べてみたいと思い、
年末に興味を持った「養老飯(ようろうはん)」を
食べることができるお店に行きました
この「養老飯」とは、
ごはん・たれ焼肉・目玉焼き・漬物を組み合わせたうえで、
養老町の名産である「ひょうたん」を
何らかの形で表現した、
養老町の新しい「ご当地グルメ」です

料理人の鳥羽周作さんが
開発アドバイザーとなって出来上がったもので、
養老町内の限られた数店舗でしか
食べることができません

しかも、認定されたお店が
それぞれの工夫でメニューを作っているので
同じ「養老飯」であっても、
各店舗で異なります
今回は私が小さいころから営業していた
町内の老舗店で養老飯を食べました
若干濃いめの味付けではありましたが
十分おいしさは堪能できましたよ~!
個人的には
やみつきになりそうな一品でした
こうした
新しいモノが話題になり、
メディア等でも登場し、
お店の活性化につながっています
私が利用した日時は日曜日のランチタイム
最も混む時間帯で
来店客はひっきりなし
長時間待つことは覚悟していましたが
それでもなお満足できたことに
喜びを感じています
このお店では、
養老飯が呼び水になって
他のメニューの売上も
上がっているのではないでしょうか?
私が経営支援の時に
小売店や飲食店、サービス業の方々に
お伝えすることの1つに
「このお店、ここでしか味わえない
希少価値にこだわる」

というポリシーがあります
ここでしか味わえないならば、
競争相手はいません
仮にその価格が
10,000円の定食ならば
10,000円支払ってでも食べたいという
良質のお客様しか来ません
もちろん、
それに見合った価値やこだわり、
商品ストーリーがあることが
前提ですが…
あなたが小売店やサービス業の
経営者ならば
ぜひ「あなたのお店でしか売っていない商品」
を開発してアピールし、
競争相手がいない「希少価値のフィールド」で
のびのびビジネスを展開しましょう!
競合相手がいないならば
怖いモノなしです!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました