【第799号】「ま、いいか…」からの卒業

こんにちは!
あなたの「ええもん」を探して育てる専門家
「ええもん発掘・育成パートナー」
ハラユキヒコです

1/17-19の週末に、
私は長野県内の某所で
自己啓発系のセミナーを受けていました

そこで私は、
ある大失態をやらかしました…。

セミナーの開始時刻は1/17 (金)の16時
事前に案内されていた集合時刻は15時45分

最寄駅である松本駅から会場までは車で約15分と見積り、
遅くとも15:30までに松本駅に到着できれば間に合う

そう計算して、
名古屋駅13時00分発→15時05分着の
特急電車で移動することにしました

名古屋駅までは順調に移動でき、
予定通りの特急電車に乗車できました

しかし、運命の神様は
ここから私に試練を与えたのです

名古屋駅を出発して約15分後、
社内で急病人が発生し、
その処置等のために約10分停車

さらに、その30分後、
今度は電車が山間部を通過中に鹿が衝突し
安全確認のために約30分停車

トータルして
約40分から45分の到着遅れになりそうでした

セミナーの主催者に不確定な情報を出してしまうと
かえって混乱してしまうのではないかと思い、
「車掌から社内アナウンスが出てから」
主催者に連絡をすることにしました

途中の停車駅で
車掌から遅れ時間のアナウンスがあったので
セミナー開始時刻ギリギリになるか微妙なところ、
遅れる可能性も出てくる
という報告を入れておきました

あとは松本駅後に
タクシーで移動すれば
最悪の場合、5分程度の遅れで済みそうだ

事前連絡も入れてあるので
私ができることは全部やった

そう思い、あとはこれ以上の遅れにならずに
松本駅に到着できることを願っていました

結末は
15時50分に松本駅到着、
改札を出て、大きな荷物をコインロッカーに預けて
駅からタクシーで移動し、
会場に着いたのは16時05分

会場内のセミナールームに入ると
すでにセミナーは始まっていました

入るや否や、講師の先生は
「原さんは5分の遅刻、本セミナーのルール違反です」
と一喝されました

受講生が全員みている前で
私は講師から問われたことに答える
問答に対応していました

緊張で手汗が激しくなり、
口の中も乾いて
「この場から離れたい…」という
なんとも嫌〜〜な感情でいっぱいになりました

問答の中で講師は
「これは間に合いそうもないな、と思った時点で
他の選択肢は考えられませんでしたか?」と問いました

私は正直に
「全く考えませんでした」

講師はさらに
「なぜ考えようとしませんでいたか?」

私は
「遅れるかもしれないという事前連絡を入れてさえおけば
それで大丈夫と思い込んでいました」

すると講師は
「ということは、事前連絡を入れているんだから
少々遅れても大丈夫だ。
遅れた原因は自分の過失ではなく、列車が鹿と衝突したという
アクシデントだから仕方ない。
ま、いいか? という気持ちだったのですね?」

と突っ込んだ質問をしてきました

私の心境をズバッと言い当てられたので
「おっしゃるとおりです」とだけ答えました

すると講師は
「たとえば、車掌がアナウンスする前に、
ご自分で車掌に確認に行くとか、
これはまずいと思った時点で電車を降り、
そこからタクシーで移動すると
どれくらいの時間で行けそうかと調べることも
可能ではないでしょうか」

最後には
「はっきり言えば、
諦めの気持ち、大きな油断、人任せ…。
およそ他人に対して
良い影響を与えていく人の行動ではありません」

そう、

私の心には
大きな隙間があったのです

「ま、いいか…」というように
中途半端な気持ちが普段の日常でも
ひょっこり顔を出す

これが私にとっての
大きな落とし穴だったわけです

その落とし穴に落ちないようにするには 
この一瞬一瞬を全力で過ごす

その大切さを
今回の大失態でもって
私は学ぶことができたのでした

あなたには
「ま、いいか…」と
早々に諦めてしまう心の隙は
ありませんか?

少なくとも
人の上に立つ立場にいる人たちには
このような心の隙が大敵です

そう簡単には退治できません

いつ、どんなところで
神様が試すのか、
とても怖いものです

これに打ち勝つには
1分・1秒を全力で生きることしかありません

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました

  • URLをコピーしました!
目次